47回太陽と緑に親しむ健民祭 健民トリムマラソン大会 

 例年開催していた「マラソンに挑戦する会」は,全国から800名が参加する大きな大会です。

 今年は新型コロナウィルス感染拡大対策のため,とても開催できないと判断しました。

 そこで,西部緑地公園陸上競技場と補助競技場の周回コースをつかって,マイペースで走ることを目的とした〈申告タイム制〉のマラソン大会としました。その名称は「健民トリムマラソン大会」。

 「健民トリムマラソン大会」は1983年から2011年まで,太陽と緑に親しむ健民祭の中で行われていました。トリム」いう言葉は「船舶のバランスを保つ」という意味のノルウェーの造船用語です。「トリム運動」とは,船体を人に置き換えた健康運動で,心身ともにバランスのとれた健康体へと導き,元気で健やかに生きていくための体力づくりを目的として,全国で展開されています。

 

今年は一周1500mのコースを10周,周回のカウントは輪ゴムを使い,給水給食はセルフサービスでという例年とはまったく違った形態となりましたが,久しぶりの大会の雰囲気に「楽しめた」という声も多く聞こえました。

完走者は56名。最高は3秒差という見事なペースコントロールでした。

来年はどういう形になるかは分かりませんが,こういう時こそ,いろいろと工夫して,何とか健康マラソン大会を開催していきたいと思います。(代表 野村泰裕)